フライパンで焼くだけなので簡単そうですが、「皮がやぶれる」「皮がべちゃっとする」「餃子の皮がくっつく」「ギトギト油っぽくなる」など、お店みたいに上手く焼けない…と思ったことはありませんか? 「餃子をカリッと焼く最大のポイントは、フライパンの中の温度を常に高温にキープすることです」。 帆船のシェフがポイントを教えます。
直径26cmのフライパンなら8~10個を目安に焼いてみてください。餃子はすき間を空けて並べてください。ぎっしり並べると餃子がくっつき、皮が破れる原因になります。
蒸し焼きにするために加える水分量は、焼く時の条件によって変わってきますが、当店の餃子の場合は、フライパンに餃子の高さの1/4浸かる程度が目安です。
油はひかずフライパンにフタをして5分程度蒸し焼きにします。フッ素樹脂加工(いわゆるテフロン加工)のフライパンは焦げ付く心配がないので油は引かなくてOK。最初は油なしで蒸し焼きにし、仕上げに油を加えて焼き目をつけます。
水分をしっかりと飛ばしてから、いよいよ焼き目をつけます。油少々を餃子にかからないようにフライパンのふちからまわし入れ、フライパンを軽くゆすって全体に行き渡らせます。カリッと焼き目をつけるための油なので、たっぷり入れる必要はありません。
餃子のまわりに少し水泡が残るくらいになり、パチパチという音が聞こえてきたら、フタを外してOKです。 ただし、餃子の皮が透明になっていなければ、水を足して、もう少し蒸し焼きにします。 フタを外したあとは、カリッとさせるために残っている水分をしっかり飛ばしましょう。
「皮がやぶれる」「皮がべちゃっとする」「餃子の皮がくっつく」「ギトギト油っぽくなる」など、お店みたいに上手く焼けない…と思ったことはありませんか? ①~⑤の手順をしっかり守ると、ご家庭でも上手に当店の餃子が美味しくできます。ちょってしたコツですぐにできることばかりなので、ぜひお試しください!